【ポッ拳 脱・初心者大作戦】

操作とかシステムはわかってきたけど、イマイチ勝ち方がわからない、という人向け。

[2018-03-12]
twitterでそこそこ拡散されたようで、沢山の方に見ていただいております。有り難い限りです。
もしわからないことがありましたら、遠慮なくコメントでお尋ねください。どんな初歩的なことでも結構です。
最初はみんな初心者だ(*`ω´*)
(リプよりコメントの方が残るので、後から来た人のためにも役に立つと思うですます)

◆ポッ拳は、簡単な格ゲー!

格ゲーと聞くと、とっつきにくくて難しそうなイメージがありますが、その格ゲーの難しそうなモロモロを、わかりやすくシンプルに作ってあるのが「ポッ拳」です。
それを踏まえて、脱・初心者のためのポイントをおさえていきましょう٩( 'ω' )و

◆ポッ拳のじゃんけん

ポッ拳には、基本的に3種類の攻撃があります。

・✊通常攻撃(打撃)
・✌️つかみ攻撃(投げ)
・🖐ブロック攻撃
(+🙅‍♀️ガード)

これらが三すくみになっているのは、もうご存知ですよね?(ご存知じゃなかったらチュートリアルをやろう!)

脱・初心者のポイントは、このじゃんけんが「どこで発生し」「何をすべきなのか」を理解することです。

◆じゃんけんはどこで発生する?

基本的に、じゃんけんが発生するのは以下の3つの場面です。

①起き攻め(ダウンを取った/取られたとき)
②(近距離で)技をガードした/されたとき
③(近距離で)技を当てた/当てられたけどダウンしなかったとき

②と③は状況としてはほぼ同じなので、じゃんけんの種類としては2種類しかありません。
まずは簡単な、①の起き攻めから見ていきましょう。

◆起き攻めのじゃんけん

「起き攻め」とは、ダウンしている相手に対して、起き上がりに攻撃を重ねることです。起き上がって無敵が切れる瞬間を狙って、攻撃を重ねるのが基本です。

逆に、起き上がりに行動することを「リバサ(リバーサル)」と言うことが多いです。「リバサガード」は、「起き上がりガード」と同義となります。「リバサで○○する」みたいな言い方もします。

起き攻めをする側と、起き攻めをされる側で分けて、じゃんけんの択を整理しましょう。

<起き攻めをする>

[✊打撃]
-✊打撃に勝つ⭕️
-(✌️投げに勝つ⭕️)
-⏫ジャンプに勝つ⭕️
-🖐ブロックに負ける❌
※ただし負けないこともある
-🙅‍♀️ガードに勝てない🌀

[✌️投げ]
-🖐ブロックに勝つ⭕️
-🙅‍♀️ガードに勝つ⭕️
-(✌️投げに勝つ⭕️)
-✊打撃に負ける❌
※ただし打撃によっては相殺で終わる
-⏫ジャンプに勝てない🌀
→ジャンプ攻撃に負ける❌

[👊ブロック貫通攻撃]
-✊打撃に勝つ⭕️
-(✌️投げに勝つ⭕️)
-🖐ブロックに勝つ⭕️
-⏫ジャンプに勝つ⭕️
-🙅‍♀️ガードに勝てない🌀

<起き攻めをされる(リバサ)>

[🙅‍♀️ガード]
-✊打撃に負けない❗️
-👊ブロック貫通攻撃に負けない❗️
-✌️投げに負ける❌

[🖐ブロック]
-✊打撃に勝つ⭕️
※ただし勝てないこともある
-👊ブロック貫通攻撃に負ける❌
-✌️投げに負ける❌

[✊打撃]
-✌️投げに勝つ⭕️
※ただし打撃によっては相殺で終わる
-✊打撃に負ける❌

[⏫ジャンプ]
-✌️投げに負けない❗️
→ジャンプ攻撃で勝てる⭕️
-✊打撃に負ける❌

単純に「勝ち」「負け」と言えないものもあるのですが、基本的には、

<起き攻め>
✊打撃or✌️投げ


<リバサ>
🖐ブロックor🙅‍♀️ガード
or✊打撃(ジャンプ攻撃)


のようにじゃんけんをしていくのが基本です。

ここで一番よく覚えておきたいのは、

リバサ投げは基本的に何にも勝てない=やってはいけないということです。

読み合いが回りに回って、相手の様子見を崩す択として通ることもありますが、原則やってはいけない行動です。

ちなみに、起き攻め打撃を読んだときは、リバサブロックで対抗するのが基本の一つですが、起き攻めの連携によっては、打撃でブロックを潰したり、ブロックされたのを見てから投げたりすることができます。
そういった連携をしてくる相手には、ブロックではなくガードを選ぶべきでしょう。

また、起き攻め投げを読んだときに振る打撃ですが、

・空中判定の打撃(8X、JX、JYなど)

・最速(11F)打撃(2Yなど)

・投げ耐性が付いている技

(『つかみ攻撃に強い』と書いてある技)

・出始めに「よろけ耐性」(赤いエフェクト)が付いている技

(シャンデラのオーバーヒートなど)

以外の打撃では、相殺するだけで終わってしまいます。
自分のポケモンで最もダメージを出せる択を、予め把握しておきましょう。

なお、打撃属性のBAは、出始めに無敵や投げ耐性が付いていないので、起き攻めをきちんと重ねられると、「ピカーン」と光ったところで止められてしまいます。ゆえに、

打撃属性のリバサBAも、リバサ投げと同じくやってはいけない行動です。

何よりBAが勿体ないです。

ブロック属性のBAや、よろけ耐性付きのBA(ガブリアス)、エンペルトを除く投げ属性のBA(出始め無敵あり)は、リバサで出してもOKです。

ただし、ブロックBAとよろけ耐性BAは、ブロック貫通攻撃には負けるので注意しましょう。

◆フレームが絡むじゃんけん

ゲームにおける時間の単位は、秒ではなくフレーム(F)というものです。
ポッ拳においては、1F=1/60秒 となっています。
これは、ポッ拳のゲーム画面が、1秒間に60枚の絵を映してアニメーションにしていることを示しています。

コマンドを入力してから、ポケモンが動き、技の攻撃判定が発生するまでには、少し時間がかかります。
この時間を、フレームという単位を使って表現しています。「発生○F」と言うことが多いです。

そして、

技は先に発生した方が当たります。


ポッ拳では、技を出したり相手の技をガードしたりしたときに、互いに動けない時間=硬直時間が生まれます。硬直時間は、技によって違い、単位はフレーム(F)で表します。

相手より先に動ける場合を「有利」、相手より後に動ける場合を「不利」と言います。
「当てて○F有利」「ガードさせて○F不利」などのように使います。+-を使って表現することもあります。
(例: ガードさせて+4F=4F有利、
ガードさせて-8F=8F不利)
また、そのフレーム差そのものを、「有利フレーム」「不利フレーム」と言います。

技を当てたとき、相手が動けるようになる前に次の技を当てると、それが「コンボ」になります。
つまり、
技を当てたときの有利フレーム
>技の発生フレーム
のとき、コンボになるということです。

逆に、こちらの技をガードされたときに、自分が動けるようになる前に技を当てられることもあります。これを「確定反撃」と言い、「確反」と略されたりします。
つまり、
不利フレーム>技の発生フレーム
のとき、反撃としてその技が確定するということです。

基本的には、

有利側が ✊打撃or✌️投げ

で攻め、

不利側が 🖐ブロックor🙅‍♀️ガードor✊打撃or⏫ジャンプor⏪バックステップ

で打撃や投げを防いだり避けたりします。

さて、実際の例を見てみましょう。

あなたはピカチュウです。
今、ルカリオの5Xをガードしました。

5Xはガードさせて-8Fなので、ピカチュウは8F有利です。

ピカチュウは6Y(15F)を出し、
ルカリオは2Y(11F)を出しました。

このとき、ピカチュウを基準に考えると、相手のルカリオの2Yの発生は
11F+8F=19Fになります。

よって、15F<19F なので、先に発生するピカチュウの6Yが当たります。


別の例を見てみましょう。

あなたはピカチュウです。
今度は、ルカリオの溜めはっけいをガードしました。

溜めはっけいはガードさせて+4Fなので、ピカチュウは4F不利です。

ピカチュウは2Y(11F)を出し、
ルカリオは5Y(15F)を出しました。

このとき、ピカチュウを基準に考えると、相手のルカリオの5Yの発生は、
15F-4F=11F になります。 

よって、11F=11F(同時)なので、2つの技は相殺します。

ただし、このように発生が同時だった場合、技の強度に大きな差があると、強い方の技が勝ちます。

他にも、上に弱い技はジャンプで避けられたり、不利フレームの大きさによって投げに勝てる技が変わったりと、読み合いを生み出す要素は沢山ありますが、ここでは割愛します。

ポッ拳では、ほとんどの技がガードされて不利です。
そのため、

相手の技をガードして有利フレームを手に入れ、自分の攻めを行う、

というのが近距離の基本の読み合いになります。

ただし、あんまりガードばかりしていると投げられますし、有利だからといって打撃ばかり振っていると、相手のブロック攻撃で反撃されてしまいます。
一番ダメージを取れる択、相手にとって安定な択などを考えて、通しやすい択や期待値を見極めるのがコツです。

「全部のフレームなんて覚えてられないよ!」という人は、最低限以下のものだけ覚えておけば大丈夫です。

・自分のポケモンの技の発生F

・ガードすると確定反撃がある技

(+どの技で最大反撃が取れるかを把握)

・ガードさせて有利な技

(溜め○○やBAに多い)

これらのフレームデータは、ポッ拳wikiにまとめられているので、そちらを参照ください。
もっと詳しい情報も含まれていますが、まずは上記3つを押さえておけばOKです。


最後に補足を1つ。
ごく一部の技は、ガードさせて12F以上の有利フレームをもらえることがあります。
もしくは、設置技や遅い弾を出しておくと、相手がそれをガードする頃には、自分は自由に動けることがあります。
このように、物凄く大きな有利フレームをもらったときや、相手が弾や設置技、サポートポケモンの攻撃をガード中のとき、すなわち、

相手がガードを解除できない状況では、相手を投げることはできません。

もしできてしまったら、それは「投げが確定する=投げハメ」になってしまいます。
もし、このような技をガードさせてから投げたい場合は、少し遅らせて、ガード硬直の隙間を狙いましょう。

ただし、ブロック中は問答無用で投げられます。


◆まとめ

色々書きましたが、起き攻めにおいても、フレーム絡みのじゃんけんでも、基本はこれだけです。

<攻める=有利側>

✊打撃or✌️投げ

<守る=不利側>

🖐ブロックor🙅‍♀️ガード

or✊打撃

or⏫ジャンプor⏪バックステップ


そして、

不利側から投げても基本的には勝てない、

ということを覚えておけば、基本の読み合いはまずOKです!

これを覚えるだけで、「簡単な格ゲー」としてのポッ拳を楽しめるようになると思います。

そして読み合いを意識してプレイしていくと、そのうち気になることが出てくると思います。「有利なはずなのに技が当たらない……」「リバサブロックを潰されてしまう!」などなど……………
こういった疑問を解決するための知識は、また次のステップで覚えていきましょう( ˘ω˘ )

それでは、よきポッ拳ライフを!

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