色々あって自宅やじゅでぃくんの家で着ぐるみを作る生活をしているが、意外と単純な(くせに繊細で気をつかう)作業で精神力を消耗することが多く、そうなると脳が大変に疲弊する。
そこへ仕事を終えたじゅでぃくんが帰ってきたり電話をかけてくれたりすると、私は驚くほど「幼児化」する。
3〜5歳児のような知能・態度・喋り方になり、冗談でなく本当に箸が転んだだけで笑える。他人にはとても見せられない。
元々、「あえて」幼児化することはあった。大人ヅラのままマジレスするには少々恥ずかしい本音などを、子どもを演じてぶりぶり喋ることで、恥ずかしさを誤魔化しながらも言いたいことはちゃんと伝えようという試みである。もちろん、よっぽど親しい他人の前でしかやらないが。
ところが、最近脳が疲弊したときにじゅでぃくんに対して発動する幼児化は、演技の域を超えている。自身の「本体」にあたる部分までもが、本当に幼児化しているのである。
かろうじて、「あー、この幼児化、コントロールできてねぇなー」とうすら思う意志だけは生きているが、思うだけで何もできない。突然関わりの薄い他人が現れたら正気に戻す役割を果たすかもしれないが、それもちょっと怪しい。
最近のこの幼児化に、正気時の私は少々危機感を覚え始めている。よく、お酒を飲んだ時の言動がその人の本性だと云うが、アルコールを飲めない私にとって、脳が疲弊した状態でじゅでぃくんに甘えているときの様子がそれに当たるといえよう。私の本質は、子どもを通り越して幼児なのかもしれないのだ。大人になりたい気持ちに対して、それを面倒くさがる本音が肥大化している可能性がある。
でも、だからといってどうすればいいのかもわからないし、逆にどうあるべかなのかもわからない。とにかく今わかるのは、心に棲まう幼児が、自分の意志を支配しかけているということだけであり、年齢だけは大人な自分が、それを憂いているらしいのである。
すごい・ぜったいれいど
ポッ拳のスイクンはすごい ってボンヤリゆってる人による雑記帳
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